世界遺産、キリマンジャロの危機
冒頭の謎かけから始まる。
「この山の山頂付近の、神の祠と呼ばれる場所に一匹の
豹の死骸がある。豹が何故この高所にやってきたのか誰も
わからない」
ヘミングウエイは「Snows of Kilimanjyaro」とsnowにsを
つけた。snowsのsは雪のある場所を表わす。
キリマンジャロの「キリマ(Kilima)」は「山」、「ンジャロ(njaro)」は
「輝く」を表すスワヒリ語だという。
赤道付近直下にもかかわらず美しく輝く巨大な万年雪と氷河が
存在する。
この万年雪が、この100年で80%が解けているという。人間の
限りない欲望のツケによる地球環境破壊である。
かって、フィデルカストロ議長が、今日出来ることを明日にのばし
てはならない、と糾弾したように、もはや一刻の猶予も許されない。
MSN産経ニュース
「タンザニア北東部のキリマンジャロ国立公園は、標高5895
メートル、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山を中心とした広大な
自然公園だ。
熱帯雨林が標高3000メートルまで広がり、そのジャングルに
多くの動物が生息する。世界遺産には1987年に登録された。
だが、山頂を1万年以上覆ってきた氷河や万年雪の80%が、
この100年で解けていることが分かってきた。温暖化による
危機が迫っている」
北海道洞爺湖サミットの二大テーマは気候変動とアフリカだ
という。
まさに、キリマンジャロの雪が俎上に乗ることであろう。サミットの
叡智が環境破壊の歯止めになることを望む。
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