不平等、不公平を乗り切る!
円周率、3.14を3にし、運動会の1,2,3等賞もなくしてしまった。
この教育を受けた子供たちは、馬鹿な大人たちの発想の
犠牲になり、実社会でまともには生きていく知恵が身に付か
ない。
作家 曽野綾子氏は、母親から、大人になって一人でも
生きていけるように徹底して教育されたという。
「戦後の教育が考え違いした要素の中に、平等
と公平に関する運用の方法がある。
昔から兄弟がおやつを分けあうときは、平等と公平を原則
にしなければ、一家の平安は保てないことは分かっていた。
母親は、ゆでたサツマイモを子供たちにできるだけ等量与え
ようとするが、それでも兄弟は一瞬のうちにどれが大きそうか
選ぶ素質を磨いた。
政治や社会が、平等と公平を目指すのは当然だが、現実は
必ず不平等で不公平なのである。
それなのに、完全な公平と平等が簡単に手に入ると甘い教育
をして、その状態が実現しないと、それは政治の貧困や格差社会
のゆえに救いようがないほど不幸なのだと教える方がずっと残酷
だ、と私は思って生きてきた」
(産経新聞、小さな親切、大きなお世話、より抜粋)
子どもたちは教えなくとも本能的に兄弟との戦いの中で、
選択する知恵を身につけてゆく。
現実は不条理で不公平で不平等なのだ。これに耐えて生き抜く
知恵と力を身につけねばならない。公平な差別こそ平等なのだ。
運動会で一緒にゴールというような、やわな教育を受け、実社会へ
出てそんなはずではなかった、という若者が多い。この教育の罪は
重い。
曽野氏は言う。
「不平等、不公平に耐えて、平等と公平を目指す強靭な魂の教育
を始めないのは、日本人にとって本当は不幸なことだ」
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